2017年2月4日(土)


専門学校を出てから墨田区の会社に10年以上勤めていたことで墨田区から永年勤続表彰してもらえることとなり、表彰式に行ってきた。と言っても会社が区に申請してエントリーするみたいな感じなのでありがたみは薄いのだが、それでもやはり少し嬉しかった。

式典が行われた文化センターのホールは人もまばらだったが、町の理容師、工員、介護士、調理師など様々な職業の老若男女が集まって、区議会議員も全員参加で祝ってくれた。

式典後、同行していたせっかち過ぎるウチの会社の社長が10秒でタクシーを拾ってスカイツリーへ。

スカイツリー横のタワー31階で鉄板焼をごちそうになる。フォアグラ、鮑、伊勢海老、ステーキと久々に贅沢なものを食べた。法事の時にたまに連れていかれた大和のうかい亭に似たラインナップだった。僕たちが開店一番に入店したのだけど次から次にお客さんが入って、若いカップルや家族連れ、母娘などで席は満席になった。引き締まった体の男性が勢いよく食材を焼く。皆、ひと時の贅沢を楽しんでいるようだった。

2時間きっかりでコース料理が終わり、社長に礼を言って恵比寿リキッドルーム階上のギャラリー、KATAに向かう。

Sakura KondoとCARREによるノイインプロピゼーションと即興ドローイングの5時間に渡るインスタレーション「Grey Scale」。

前回が2年前なのが信じられない、時の流れが早過ぎる。

黙々と演奏し黙々と絵を描く3人、じっと見守る来場者たち。図書館にいるような心地よい緊張感だった。

たくさん知り合いが来ていた。みんなにとってもそうだと思いますが、この3人の作り出すものの、かけがえの無い、言い表せない、ぼんやりとしか記憶に残らない、でも本当に大切な感覚に、畏敬の念というか、ある種の羨ましい気持ちを覚える。

特に僕は、抽象的であり続けると、心配になってしまうと思う。何か具体的なものにすがろうとしてしまいそうだ。説明出来ないことをやることに少し抵抗感がある。自分の行動ひとつひとつにややこしく説明付けしてしまう。説明出来ないような、なんだか自然とそうしていた、みたいな感覚は、自由で伸び伸びしていて、憧れる。

この前日もリキッドルームに来ていた。シャムキャッツのツアーファイナルのワンマンライブだ。

松井一平、李ペリー、沖真秀の3人からなる、世の中の流れから抜け落ちた感覚を、主にミュージックセレクターとして表現するユニット「シャロン」が開演前2時間に渡って音楽を流すという、ワンマンライブでツアーファイナルなのにかなり挑戦的なタイムテーブルで、楽しみだったが仕事が終わらずシャロンは間に合わず。シャムキャッツのライブを見た。

大入りのお客さん。見事なプリン状になった金髪の夏目君が眩しかった。

この日も友達が沢山いて、なんだか、大きな祭りに久々に古い友人たちが集まったみたいな感覚になって、シャムキャッツのファンが若い女性が多くて、蚊帳の外感を感じてしまったからか、バーカウンターでしこたま喋ってダラダラとしてしまった。楽しかった。

シャムキャッツはほんとシンプルにバンドサウンドに詞を乗せていた。曲というか、ソングっぽい。キャリアにも脂が乗ってきて、どんどんソリッドに歌になってきてる気がする。スピッツの新しいアルバムを聴いた時にも同じような事を思った。

世界情勢とかやばい感じなのに、こんな楽しい日々がずっと続いていて、そろそろ不安になってきた。

僕は何をしなくちゃいけないんだっけ?

フカーツ

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